変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

後半は少し多めに読めました

10月後半に読んだ本の感想を簡単に。


宮本正興+松田素二 編「新書アフリカ史」 講談社現代新書
第二次世界大戦前のアフリカというと、マリのカンカンムーサ王、ズールー族のシャカ王、スーダンのマフディー、ボーア戦争くらいしか知りませんでしたので、
地域別の分かりやすい歴史の解説はなかなか勉強になりました。
しかし、ヨーロッパのアフリカに対する仕打ちの惨さは異常ですな。

氏家幹人「旗本御家人 驚きの幕臣社会の真実」 歴史新書y
やっぱり氏家さんの本は面白い。
身分社会の江戸時代ですが抜け道はいくらでもあるもので、幕末にもなると身分を金で買い取った庶民出身の御家人や旗本がゴロゴロいるのは驚きです。

ドルー・ギルピン・ファウスト「戦死とアメリカ 南北戦争62万人の死の意味」 彩流社
兵器の進歩と戦術のギャップにより空前の戦死者が出た南北戦争。
戦場に臨む心構え、死を受け入れる覚悟、戦場に出た父親・夫・兄・息子の安否の確認、遺体の埋葬、喪服の確保とアメリカ社会の混乱と変化を描いています。
しかし遺体の運搬や保存、喪服の販売等、すぐに民間業者が大々的に広告をうって乗り込んでくるのは実にアメリカらしいですね。

逢空万太「這いよれ!ニャル子さん 8」 GA文庫
毎回毎回同じ展開で正直飽きました。
特にひたすらパロディ会話を続ける1章はひどすぎます。
そろそろ何か違う展開を始めるか終わるかすればいいのに。

脇村義太郎「東西書肆街考」 岩波新書
京都と東京(神保町)の出版と書籍商の歴史本。
神保町は私も何度か足を運んだことがありますので、明治から昭和にかけての店舗の変遷を地図を見ながらなぞっていくのは実に心が躍ります。
戦後まもなく盛んに行われたという古書の露店には稀覯本が廉価で叩き売りされていたりしていたのでしょうか。
行ってみたいなあ。

佐伯泰英「闘牛はなぜ殺されるか」 新潮社
闘牛の歴史に闘牛の作法、闘牛の観戦方法(出版当時の料金表もある)ととにかく詳しく、図版も多いので実に勉強になります。
ただ、筆者の思い入れが強いのか、一部記述が情緒的すぎて少し分かりにくい箇所もありました。
もっと淡々と書いてくれればええに。
極少数ながら日本人の闘牛士も存在するようですね。

鈴木大輔「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 4」MF文庫J
相変わらずのお約束ハーレム物展開なれど、キャラの立てかたと挿絵が良くて意外と楽しく読めてしまいちょっと悔しいです。

樋口司「カフェとオレの先輩 3」 MF文庫J
ああ、やっぱり3巻で終わりか…
この人のパターンに入りきらずに少しひねくれた展開にする作風は好きなのですが。
次回作に期待します。

松田道弘「不可能からの脱出 超能力を演出したショウマン ハリー・フーディー二」 王国社
筆者も奇術に詳しい人のようで、フーディニーの真価は技術ではなく客の心理を読んだ演出力にあると喝破しているのには非常に説得力がありました。
本書で紹介されていた20世紀初頭のアメリカを描いた小説「ラグタイム」が欲しくてたまりません。
ラグタイム (ハヤカワ文庫NV)ラグタイム (ハヤカワ文庫NV)
(1998/08)
E.L. ドクトロウ

商品詳細を見る

Amazonでは中古しかなくてちょっと高いけど買おうかな…


積読はあと25冊。

« 今月はこれでおしまい|Top|読んだ感想は明日にでも »

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://hontana.blog105.fc2.com/tb.php/1185-ecf7a183

Top

HOME

hentaisinsi

Author:hentaisinsi
登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

FC2Blog Ranking

よろしければポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

この人とブロともになる

QRコード