変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

本は読むからいーんです

別に私のブログを読んだわけじゃあないのでしょうが、バセロンの懐中時計は無事に落札されたようです。
寂しい反面、心の底より安堵致しました。やっぱり使わない時計に30万は出せませんわ。
しかしこの一件により心のハードルが低くなった為か、迷っていたちょっとお高い古書は注文しちゃいましたー。
みゃはっ♡

…さて、ここんところ一週間で読んだ本のことなど。

「歴史群像シリーズ 長宗我部元親 四国の雄、三代の栄光と苦悩」 学研
最近の歴史群像シリーズは映画や大河ドラマに連動したラインナップですが、一昔前のシリーズは渋めのチョイスが良いですな。
コレとか、関東三国志とか、北条五代とか。
四国は(特に香川は)地名をみると頭に風景が浮かびますので読んでいて臨場感がありますね。

石井美樹子「中世劇の世界 よみがえるイギリスの民衆文化」
中世劇というのは町のお祭りの時に上演される、聖書を題材とした演劇のことです。
題材と時代ですから抹香臭い内容かと思いきや、当時の風俗を取り入れた娯楽色の強いものなのだとか。
今の我々が「聖☆おにいさん」読むような感覚かな。

原口虎雄「幕末の薩摩 悲劇の改革者、調所笑左衛門」 中公新書
藩の借金500万両を無理やり無利子250年払いにするとか、強引すぎる手口で藩の財政を立て直して維新の原動力の元となったのに、
維新の志士達からは蛇蝎の如く嫌われていた調所さんが気の毒でなりません。
ちなみに250年払いの借金は、明治政府が大名家の借金を棒引きにするまでは一応きちんと払っていたのだとか。
棒引きになっていなかったとしたら、島津家あと100年は払うことになりますね。

堀越孝一「ブルゴーニュ家 中世の秋の歴史」
内容はともかく、読みにくい、本当に読みにくい本でした。
「軽い」文体と「ウザイ」文体は違うのじゃー。

池上俊一「魔女と聖女 ヨーロッパ中・近世の女たち」
中世の聖女とされている人達って、イエスの出産に立ち会ったとか、イエスにお乳をあげたとか、イエスに抱かれたとか、そんな体験をした事例が多いのだそうな。
どう考えても厳しすぎる修道院生活によりストレスが高じて見えてしまった幻覚か妄想ですな。

岡田明憲「ゾロアスターの神秘思想」
ゾロアスター教は、高校の歴史の教科書程度には知っていましたが、思想体系を詳しく書いた本を読むのは初めてです。
この宗教、結構後の世界三大宗教に影響を与えているのですね。
しかし私は「アヴェスタ」だの「サオシュヤント」など聞くとどうしても真っ先に「エメラルドドラゴン」が思い浮かんでしまう…

水原明人「死語コレクション 歴史の中に消えた言葉」 ここまで講談社現代新書
今は使われなくなった「死語」を集めて明治末から戦後まもなくまでの歴史を綴った少し毛並みの変わった本です。
戦前の雰囲気がお好きな方なら気軽に楽しく読める内容です。

森銑三・柴田宵曲「書物」 岩波文庫
題の通り書物に関するエッセイ集です。
この本によると更科日記ってつい近年(大正)まで乱丁本を書写したものが伝わっていて、意味の通じない難解な本だったのだそうですね。へえ。
あと森銑三先生ちょっと懐古趣味&説教臭い。
この本の初出は昭和19年だそうで、戦況もかなりしんどいことになっている時期にこのような戦時色の無い趣味的な本が出版されているとは驚きです。


積読はあと31冊。


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Author:hentaisinsi
登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

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