変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

4月中旬に読んだ本のこと

ここのところ読んだ本の簡単な感想を少々。

「バートン版 千夜一夜物語 10、11」 ちくま文庫
千夜一夜物語もこれにて読了。
長かった~。
想像以上にアラーの賛歌に満ちた宗教色の濃いお話でした。まあ、中世に編纂されたものですから。
元々の訳者であるバートン氏の注釈も、19世紀の西欧人の中東に対する感覚がにじみでていて面白かったです。

バルザック「艶笑滑稽譚 第三輯」 岩波文庫
こちらも完結。
時代がかった重々しい言い回しが、身も蓋も無い艶笑譚に味わい深い趣を加えられていました。
バルザックによる造語や言葉遊びのちりばめられた本作を訳した訳者の苦労は相当なものだったでしょう。

ベイジル・ホール「朝鮮・琉球航海記―1816年アマースト使節団とともに 」
朝鮮・琉球とありますが、朝鮮は言葉が通じなかった為ホンのさわりだけ、本書の大半は琉球の滞在記です。
著者は琉球の民の素朴さや陽気さに感銘をうけたりしていますが、琉球側の記録によると、なんとかこの西洋人達を穏便に退去させようと四苦八苦している様子が伺えます。
琉球政府の常套手段である架空の役所の役人をでっちあげてのらりくらり応対とか。

黒沢哲哉「ぼくらの60~70年代熱中記」 いそっぷ社
「今と比べて昔は良かった」式の懐古臭が強すぎるものの、時代の空気がよく感じられて面白く読めました。
私が子供の頃にはうるさい司会者という印象しかなかった愛川欽也が70年代には一家言ある文化人だったというのはちょっと意外です。
今じゃ「出没!アド街ック天国」の冒頭でちょっと喋るだけで、すっかり影が薄くなってしまいましたが…

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Author:hentaisinsi
登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

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