変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

7月上旬に読んだ本の感想

7月に入って読んだ本は未だ三冊。
それらのひとくち感想をば。

C・アウエハント「鯰絵 民族的想像力の世界」 岩波文庫
幕末に起きた「安政大地震」の後に江戸市中で大量に出回った「鯰絵」の解説本です。
江戸市中ほぼ壊滅という大惨事の直後なのに擬人化されたナマズのなんとユーモラスなことよ…
数ある鯰絵のなかでも私はこちらが好きです。
楽しそうだ
ナマズの和尚さんを取り囲んで、大工、飯屋など震災特需で儲けた職業の人達が「なますさなますさ」とお経をあげるの図。
いかにもなまぐさな和尚さんとそれを取り囲む親方衆が良い顔です。

松山剛「氷の国のアマリリス」 電撃文庫
「雨の日のアイリス」と似たような構成ですがこちらも良いですな。
主人公の相方の飄々としたニイチャンが素に戻って自分語りするところなどツボでした。

倉地克直「近世日本人は朝鮮をどうみていたか」 角川選書
タイトルの通り江戸期の日本人の対朝鮮感の変遷を綴った本です。
著者が岡山大学の先生なので、朝鮮通信使の旅程も岡山での滞在にかなりページを割いているのはご愛嬌。
李朝期の士大夫層って儒教のおかげで結構合理的な思考をするのに、同じくガチガチの儒教思想(朱子学)の所為で実学を軽視し不毛な党派争いを延々と続けて国を衰退させた残念な印象があります。

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Author:hentaisinsi
登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

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