変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

この一週間で読んだ本のこと

まずは東洋文庫二冊。

「朝鮮開化派選集」
クーデター~失敗~国外逃亡までの日記やら、国王への上奏文やら、大国間のパワーゲームに巻き込まれない為の中立論やら、諸外国の政体を分析した著作やら、純ハングル文字新聞の創刊の辞やら、李朝末期の憂国の士が書き連ねた魂の叫びの数々。
が、結果は虚しく李朝-大韓帝国は亡国の道をまっしぐらに突き進むのでした。
滅亡に至った原因としては、李朝の宿痾のような党派争いがこの期に及んでも解消しなかったこと、そしてそれぞれの党派が清国、日本、ロシアと周辺国に過度に依存していたことが主ではないかと私は考えるのですがいかがなものか。
本書の著作はどれを読んでも真摯な思いが伝わってくるだけに残念なことです。特に朴泳孝の「建白書」などは、古代の聖賢の言葉をふんだんに使用しつつ国王に開化政策を採るように勧める名文だと思うのですが。

「蜀碧・嘉定屠城紀略・揚州十日記」
メインの「蜀碧」は殺人鬼張献忠のお話としては面白いものの、脚色しすぎで史実とは到底思えない、清軍の侵攻中に起こった大量殺戮を全て張献忠一人の所為にしているのではないかなあと。
残りの「嘉定屠城紀略」「揚州十日記」は短いながらも清軍に蹂躙された際の混乱と悲惨さがよく伝わってきます。
この二書は清朝では禁書とされ、所有しているのがバレると死刑となった為、ひそかに写されて伝わったものなのだとか。


他に
河添房江「唐物の文化史 舶来品からみた日本」
小長谷正明「医学探偵の歴史事件簿」 岩波新書
コナン・ドイル「恐怖の谷」「シャーロック・ホームズの最後のあいさつ」 創元推理文庫
を読みました。
やはりホームズ物は何度読んでも面白いです。
この前紀伊國屋書店で河出書房新社の「シャーロック・ホームズ全集」を見かけ、思わず買いそうになってしまいました。
緋色の習作 (シャーロック・ホームズ全集)緋色の習作 (シャーロック・ホームズ全集)
(1997/09)
アーサー・コナン ドイル

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注釈が詳しいのと、当事の挿絵が使われているのとで非常にそそられたのですが、手元不如意につき断念。
せめて関連書籍は買おうかなーと考えているところです。
シャーロック・ホームズ大百科事典シャーロック・ホームズ大百科事典
(2002/12)
ジャック トレイシー

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登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

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