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変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

Don't panic! は「パニクるな」と訳します

銀河ヒッチハイク・ガイド

やっと「トリストラム・シャンディ」上中下巻を読了しました。…疲れた。個々の話は面白いのですが、脱線に次ぐ脱線で、話に脈絡がなく、集中していないとすぐに置いてきぼりをくらってしまいます。読み方が間違っていたのかな。夏目漱石がこれを読んで「吾猫」の着想を得たという話にも納得です。猫も大概脱線の多い話でしたから。

というわけで、今回は同じくイギリスバカ小説について書きます。ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ全5巻、1980年前後の作品です。
本書は冒頭から飛ばしてくれます。まず地球が消滅させられてしまうのですが、その経緯が、


宇宙土方:えー、この星は銀河ハイウェイの工事区間に引っ掛かっているので、今から撤去します。工事は二分で終わります。

慌てる地球人

宇宙土方:何今更騒いでんの?地球時間にして50年前からアルファ・ケンタウリの土木建設課出張所に掲示してあったジャン。

抗議する地球人

宇宙土方:アホか、たった4光年先の出張所の掲示板も見てないで何言ってんだか、さて工事開始。

地球消滅


主人公は知人がたまたま宇宙人だったので、この危機から間一髪で逃れます。そしてあてもない宇宙のヒッチハイクの旅が始まるのです。


と、まあこんな感じです。5巻それぞれに趣向の違った馬鹿話が展開するのですが、ストーリーなどあってないようなものです。

本作の特徴としては、とにかく無駄にスケールがでかいこと。物語の舞台となる銀河帝国はありとあらゆる時と空間、森羅万象を支配しています。終末の世界の消滅の瞬間もナイトバーの見世物になっています(消滅の30分前には復活した救世主が舞台で挨拶をしてくれます)消滅後は少々時間を逆戻りして営業再開。

あと、主人公御一行がお供ロボットと別れ、御一行だけ未来に行き、そこでロボットと再会。ロボットが「(待っていたのは)五千七百六十億と三千五百七十九年間です」と恨み事を言ってみたり。
あーそういえば、ゲーム「クロノ・トリガー」でこんな話ありましたね。元ネタはこれだったのかも、と妄想したりしてみます。

私のお気に入りは4巻の「さようなら、いままで魚をありがとう」です。何の脈絡もなく復活した地球のイギリスを舞台に(一応理由はあるのですが)、甘いラブ・ストーリーが展開されます。そして最後にはお供ロボット・マーヴィンとの涙の…! 4巻を読む方は厚手のハンカチをご用意ください。その感動は5巻でブチ壊しにしてくれますが。

このふざけたシリーズ、欧米ではかなりの大ヒット作品となり、ラジオドラマ化、映画化もされておりますのでご存じの方も多かろうとは思われますが、改めてオススメ致します。


追記:この記事を書き終えてからブログを確認してみると…Don'tの綴りがマチガッとる…すぐに直しましたが、恥ずかしすぎます。
すみません、私32歳というのは嘘です。少し背伸びをしてみたかった12歳なんです…

追記2:ラジオドラマが好評→小説化でした。 間違いは他にもありますが…もう、いいや。

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コメント

ヒッチハイクとレストランを古い文庫で買ってしまったので
このまま古本を漁りますが、新しい装丁いいですね。
あの恨みがましいロボットが好きです。

新潮文庫版は3巻までで、4巻と5巻は河出文庫版が初出らしいので、
こちらもお求めになってはいかがでしょうか。

マーヴィンいいですよね。

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Author:hentaisinsi
登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

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