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変○紳○の読書とかの日記

読書を中心とした日記を地味に地味に更新しております

心臓にかけて

ラモックス

すみません。私、ハインラインの作品の中で一番好きなのは「夏への扉」でも「宇宙の戦士」でもなく、この「ラモックス」なんです。ちょっと軽いですかね。

簡単にストーリーを紹介しますと、
舞台は未来の地球、スチュアート家では、数世代前の御先祖が他の星で拾ってきた宇宙怪獣「ラモックス」を飼っていた。この生物は人語を解し、路傍の石や鉄屑、近所の飼い犬(!)など口にできるものはなんでも食べられる。普段は家でおとなしくしているラモックスだが、飼い主のジョン・トマスが留守の間、ひょんな事から外につまみぐいとお散歩に出かける。初めて見る宇宙怪獣に街の人々はパニックになり…

こんな感じです。ラミーことラモックスのとぼけた感じが全編にわたってほのぼのとした空気をかもしだしております。少しネタバレ気味で申し訳ないのですが、ラモックスと人間とでは、時間の認識が違います。人間の100年はラモックスにとってはほんの2,3ヵ月にすぎず、スチュアート家で代々飼われてきた事についても、ラモックスは逆に、自分がスチュアート家の面々(特に一家の主のジョン・トマス、このお宅の男の子は代々同じ名前を名乗っている)を飼育していると思っているのです。そのうちに、少し帰りが遅くなったことを心配したラモックスの身内が迎えにやってきます。しかしラモックスは、こんなに楽しい「ジョン・トマス達」の飼育をやめるつもりはありません。そして物語は佳境に…

脇役達も大活躍です。特に主人公のガールフレンドの「女傑」ぶりと、政府の宇宙人との交渉責任者で、おそらく日系人であろうキクさんのキレ者ぶりが光っています。

挿絵が豊富なのもいいですね。あまのよしたか(天野喜孝に非ず)さんのイラストがユーモラスです。

ラミー



この数日で、「米欧回覧実記」3巻 ヨーロッパ大陸編・上と、横溝正史「花園の悪魔」を読みました。やはり平日はあまり本が読めません。
「花園の悪魔」は収録短編4編の内3編が屍姦ネタだった…キショッ!

積読はあと36冊。この1週間本を買っていない。エライぞ!


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コメント

ラモックスかわいいですね。
内山くんに似た太っちょ怪物を想像していたので、おにゃのコだったのがビックリでした。
宇宙の戦士の面白さがわからなかった当時、
「ナンダ、おもしろい話も書けるんじゃないか」などと無礼なことを思ったものです。

ハインライン御大の芸風の広さは異常ですね。
「宇宙の戦士」みたいな国家主義的な話を書くかとおもえば、
「悪徳なんかこわくない」みたいなアナーキーなキチガイ小説を書くし。

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Author:hentaisinsi
登場人物

変○紳○:本好きな40代、
       フルスロットル。
中の人  :中の人。
       ガス欠気味。
奥殿   :変○紳○のラバさん。
       酋長の娘ではない。
       中の人の配偶者。
       いつもマイペース。

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